Confoundle · a reasoning trap
不死時間バイアス
あとから起きる出来事で人を群に振り分けると、一方の群に隠れた先行が与えられます。薬を飲んだと数えられるには、それを渡されるまで生きていなければなりません。ですから治療群の全員は、最初の処方まで生き延びたことが保証されています。その区間を薬の側に数えれば、薬は自分と関係のない生存を手柄にすることになります。早く亡くなった人は自動的に非治療群に分類されます。これは薬がまったく何もしなくても働き、つねに同じ向きを指し、研究を大きくすればするほど説得力だけが増します。
The rule
ある群に入る条件が、何かが起きるまで生きていることであるなら、それが起きる前の期間に死亡は含まれ得ません。その期間をその群に算入すれば、帳簿の付け方から生存が作り出されます。
What it looks like
これが働くために、患者どうしが違っている必要はまったくありません。両群にまったく同じ薬、同じ病気、同じ運を与えても、治療群はやはり優れて見えます。もう一方の群には持ちようのない、生存が保証された期間を渡されているからです。この例のもとになった論文では、治療群に不死の291.1人年が算入され、本当にリスクにさらされていたのは276.3人年でした。つまり追跡期間のうち、死にようがない時間のほうが実際の時間より長かったのです。そこだけを補正すると、ハザード比は0.48から0.91に動きました。
Why it works
コホート研究は率を比較し、率とは死亡数をリスクにさらされた時間で割ったものです。この分母にこそ、この問題は隠れています。ある薬が役に立つかを知りたくて、入院した全員を追跡し、その後、薬を一度でも調剤されたかどうかで振り分けるとします。この振り分けは無害に見えますが、未来の情報を使っています。11か月目に薬を調剤されるには、11か月目に生きていなければなりません。したがって治療群の患者は全員、自分の最初の処方まで生き延びたことが保証されており、時計を入院日から回し始めれば、その保証された生存のすべてを治療群に算入することになります。非治療群にその贈り物はありません。早期の死亡は必ずそちらに落ちるからです。このバイアスは大きく、つねに同じ向きを指し、役に立たない薬を予防的に見せ、標本を大きくしても縮みません。雑音ではないからです。交絡とも関係がないので、患者がどれだけ重症だったかを調整しても手が届きません。まったく同じ患者と、何もしない薬でこの現象をそのままシミュレーションできます。正しい扱いは標準的で、地味です。曝露を時間依存として扱うのです。すべての患者は、組み入れから最初の処方までを非曝露の時間として、その後を曝露の時間として提供します。こうすれば、誰もその群に属する前からその群に算入されることはありません。同じ罠は、何かをやり遂げた人をもとに組み立てられたあらゆる主張の下にひそんでいます。アカデミー賞の受賞者がノミネートされただけの人より長生きするという話から、リハビリテーションのプログラムを完了した患者の話まで同じです。どの場合も最初の問いは同じです。途中で亡くなった人は、この数字のなかでどう扱われているのでしょうか。
出典
See if it fools you
This page gives the answer away. The puzzle version shows you the same figures first and asks you to commit before the reveal.
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