Confoundle · a reasoning trap
バークソンバイアス
入院患者だけを見ていると、まったく無関係な2つの病気が、連れ立って動いているように見えることがあります。理由は生物学ではなく、入口です。どちらの病気でも入院しうるので、たまたま両方を持つ人が院内では実際より多く現れ、その中から見ると2つは関連しているように見えます。ふるいにかけられた集団なら何でも同じことをします。検査を受けた人、面接に呼ばれた応募者、契約を続けた顧客などです。あるパターンを信じる前に、そのデータに入るには何が必要だったのかを問いましょう。
The rule
ふるいを通り抜けた人だけを調べると、その外には存在しない関連を作り出してしまうことがあります。
What it looks like
Why it works
2つの病気がまったく無関係で、そのどちらか一方だけでも入院する可能性がいくらか生じるとしましょう。運悪く両方を持つ人には、入院の機会が2つあります。だからその人は、片方だけの人よりもはるかに病棟にいる可能性が高くなります。ここで病棟の中に立って数えてみてください。1つめの病気を持つ人は、2つめの病気も併せ持つ割合が大きく偏って高くなっています。まさにそれが、多くの人を病棟に入れた理由だからです。あなたは病気どうしの関連を発見したのではありません。入院の決まりを発見し直し、それを生物学の装いで包んだだけなのです。これを一般化した形が合流点(コライダー)です。2つの原因がともに矢印を向けている先にあるもののことです。合流点で選抜すること、つまり入院した人だけ、検査を受けた人だけ、成功した人だけを調べることは、現実には何ひとつ結び付いていない原因どうしを、あなたのデータの中で結び付けてしまいます。備えとなるのは、ふるいにかけられる前の段階で定義された標本です。人口を対象とする調査や全人口の登録データが、その費用に見合う価値を持つのは、まさにそのためです。
出典
See if it fools you
This page gives the answer away. The puzzle version shows you the same figures first and asks you to commit before the reveal.
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